ベートーヴェンが住み交響曲第9番を作曲した家に作られているホイリゲへ、ウィーン市電に乗って向かいます。
夕方になると寒くなるので、昼過ぎからゆっくりと出かけます。
最寄り駅で降りてそこからは徒歩で。
公園のようになっている道を進んでいくと途中にはベートーヴェンの像が。
きれいに整備された公園にはいろいろな木が植えられています。
モミの木のような葉に赤い実がたくさんなっています。
イチイという木のようです。
少し歩くとまた何か実がなっています、栗?の木でしょうか。
日本の栗とは違う棘の殻に包まれた栗のようなものは、マロニエの実だそうです。
美味しそうに見えますが、残念ながら食べられない種類だそう。
この時期、ウィーンの公園などでよくみられます。
ベートーヴェンハウスの絵とマイヤーのマークが描かれた目印の看板が立っています、もうすぐそこのようです。
ハイリゲンシュタット教会の前を通り、進んでいきます。
ようやく到着です。
ホイリゲとは、ワインを生産している農場や酒屋さんが自家製ワインを飲ませてくれる居酒屋です。
看板にはモミの木が吊り下げられています。
新酒があります、という意味だそう。
ぶどうの木のアーチをくぐって中に入ると黄色い建物が。
建物に囲まれた中庭のようなところにテーブルがたくさん並んでいます。
昼間ということもあってか、空いています。
程よい気候で良い雰囲気です。
早速注文しをてみます。
MAYERのロゴ入りグラスの白ワイン。
さっぱりとして、甘みも少なく美味しい。
何杯も飲めそうです、、、
おすすめメニューから、スペアリブを。
柔らかくて濃すぎず、ちょうど良い味付けです。
下に敷いてあるポテトもとても美味しい。
それにしても、付け合わせのポテトの量がものすごく多く、ついうっかりポテトサラダまで頼んでしまいお腹いっぱいです。
デザートはオーストリアのデザート、クヌーデル。
小麦粉の衣にプラムが入っていて、周りはしっとりとしたクッキークランブル。
想像していたよりも大きくて食べきれず、、、
完食していたらものすごくハイカロリーな食べ物であったと思います。
店内のあちこちに、いろいろな種類のかぼちゃがディスプレイ。
なんとなくHALLOWEENのイメージでしょうか。
ベートーベンの小径の地図。
ハイリゲンシュタットを流れる小川の道はベートーベンが「交響曲第6番田園」の想を得たところといわれているそうです。
オーストリアの国旗はこんな風に飾られていることが多かったです。
12世紀にたてられた貴重な建物もレストランになっています。
ウィーンの中心地から少し離れただけの場所ですが、石畳に素敵な建物と植物のグリーン、そしてさし色のグリーンやイエローの扉など。
全く別のお店が並んでいるのに、街全体は統一感があります。
それそれのお店が主張しすぎず、華美すぎる装飾もせず、自然に溶け込むような、とても素敵な街だなと思いました。
輸入雑貨パディーズ
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