池坊いけばな展2026

3月25日・26日の二日間、東京都美術館にて開催された池坊いけばな展に出瓶させていただきました。
私の期日が無事に終了いたしましたので、こちらでご報告させていただきます。
商品の紹介ではありませんが、ご興味のある方に読んでいただければ嬉しいです。

こちらが今回の作品です。
自由花(Free Style) テーマはイースター、春の訪れです。
メインの花はラナンキュラスグラスホッパー。
濃いピンクの中心から咲きすすむにつれてグリーンの花弁が盛り上がってくる珍しい品種です。
春の訪れと共に芽吹いた植物たちがぐんぐん成長してくるイメージでこの花を選びました。

花器とガラスの鳥はウェッジウッドのヴィンテージ。
小さなシルバーのうさぎは現代のものですが、イギリスで作られているものです。






花材
ラナンキュラスグラスホッパー
スイートピー
タマシダ
カンガルーポー
ラナケリア
ネコヤナギ
クリスマスローズ
苔

会期中、専宗様のご巡視というとても貴重な機会がありました。
色々な要素が入っているのにきれいにまとまっていて、物語を感じさせますね、との嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
私の番になり、ご挨拶した直後に付けていたヴインテージのりすのブローチをみて素敵ですね、と。
えっ!そこですか~と驚きましたが、緊張がほぐれて自然に会話する事ができたかなと思います。

今回の花材選びにはいろいろな植物関係のお店をまわりました。
上野グリーンクラブ(盆栽屋)では小さな世界の鉢物や色々な苔。
小さなネコヤナギを見つけました。
このあとどんどん暖かくなりネコヤナギが成長しすぎで焦りました。

苔はいろいろな種類があったのですが、イメージ通りのものを見つけられました。
できるだけ本物を使いたかったのです。
会場が暑いくらいなので、乾燥してしまうのが心配でした。

タマシダは鉢から、つぶつぶの丸い葉っぱが特徴のものを私の先生が選んできてくださいました。
ここからイメージに合うものを選んで切り出します。

グレーのカンガルーポーは白山のUryさんで。
Uryさんでは、試作用や本番用いろいろなお花を見せていただきました。
このほかにもクリスマスローズやラナケリアや背の高いパンジーなど。

本番用の黄色の花がなかなか見つからずでしたが、ラナケリア、両国にある華業樹さんで見つけました。
写真を送っていただき取り置きしていただいて。
ラスト2本しかなかったので、もしもの時に備えて黄色のフリージアも別のお花屋さんで買い求めました。
色合わせを考えるために濃い紫のクリスマスローズも。
立派過ぎるくらいのクリスマスローズでした。

パディーズのテラスの花たちの成長も毎日観察して、使える花はないかなとチェックしていました。
10月に参加したバラクライングリッシュガーデンの寄せ植え教室で作ったクリスマスローズが小ぶりでちょうど良い感じです。
小さいけれどしっかりとした花で、これに決定です。

そしていけこみ当日。
自宅でアクアフォームをセットします。
失敗したときのために不安過ぎてこれを3セット作りました。
あれこれ考えすぎて、上にのせる石も用意していたものの外に色違いやサイズ違いも買いにいってしまいました。
念のため、、、
大荷物を抱えて上野へ向かいます。

まだ桜は3分咲きくらいでしたが人がいっぱい。
駅を降りると私のように大荷物で花を持っている人がちらほら。
いけこみ時間に合わせて都美術館の搬入口から入館。

いよいよいけ込みです。
2時間弱しかないので、手際よくしないと終わりません。
退出時間10分前にベルが鳴ります。
間に合わないかもと焦っていたら、いけ終わった方が素敵ですね、明日の完成を楽しみにしていますと声をかけてくださって。
少し安心しました、、
ギリギリでき上って、とりあえず写真を撮って、道具は詰め込み、終了。
あとは明日の朝の手直しです。

ここから先生のご指導の下、いろいろ手直し。
いくつかのアドバイスをいただき、修正して出来上がりました。

このまま二日間お花も元気に持ってくれると良いなと思いながら、開館です。
たくさんのお客さまにご覧いただき、立ち止まって写真を撮ってくださっていたりしてとても嬉しかったです。
私の先生からのアドバイスのひとつ、
花展のとき、何か人が気になって足を止めてみて下さる要素を入れること。
今回は珍しいラナンキュラスなどと花材の組み合わせにこだわりました。
最初はかっこいいシャープな感じにしたいと思っていましたが、やっぱり好きなのはこの感じ。
ヴィンテージのウエッジウッドコンポートを見つけたときにいつかこの器で花展に出瓶したいと考えていました。
パディーズのお客様もお忙しい中わざわざ時間を作っていらしていただきありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
器をのぞくといろいろな花材が少しづつ使われていて、まるでパディーズのお店みたいでした、とのご感想をお客様に頂きました。
やっぱり私はパディーズなんだなと納得でした。

試作①
チューリップは暖かいとすぐに開いてしまうので、断念。
使うなら毎日変えないといけません。

試作②スイートピーのグラデーションでシンプルに。

試作③先生のアドバイスにより、スイートピーをもっとたくさん使って流れるように。

試作④ラナンキュラスの淡い色に合わせ過ぎで地味ですね。なんか物足りない。

試作⑤ラナンキュラスをメインに、あとは花材と色の組み合わせ方、一番最後の試作でした。
今回の花展のためにこの一か月たくさんお花を購入しました。
そんなこともあり、パディーズテラスには最近いつもお花がいっぱい。
花展終了後も予備のお花や使用したお花などを使って、この花器にアレンジしています。
長々と読んでいただきありがとうございました。
次回からはまたパディーズの商品やパディーズのイベントのお知らせなどをアップします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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